前回からの続き。
まずはETF業界の覇者、Vanguardに口座を開いてみた。
リンク先のExpense Ratioのところをみてほしい。軒並み0.1%を切っている。
取引手数料は無料なので、経費は実質信託報酬のみ。
例えば米国の上場株式全体に投資できるVTIだと、たったの0.04%。 100万円投資しても手数料は年間で400円もいかないということで、驚異的な安さだ。
ほとんど預金感覚で株式を購入できてしまう。
次はCharles Schwabにも口座を開いてみた。
SCHBというのがVTIに近い性質のETFだが、こちらはさらに安く、Expense Ratioはたったの0.03%。取引手数料はこちらも無料なので、100万円投資しても手数料は年間でわずか300円。
日本のメガバンクの(他行宛)振込手数料より安く、これまた預金感覚である。
上記2社のETFリストを眺めながら色々と比較検討した結果、最終的にはSCHGという米国のグロース大型株全体に投資するETFを買うことにした。
理由は何点かある。
①MSCIワールドという、世界中の上場株式を時価総額加重平均したインデックスの構成比率を見ると、米国だけで6割近くを占めている。日本株は既に持っているし、2年程住んでいた時の実感からして欧州経済はまだまだ伸び悩みそう。新興国はマーケットが小さく、情報も極めて少ない。ということで、 今後も 底堅い成長が見込める米国に集中投資するのが得策。
②米国ETFの過去のパフォーマンスを比較すると大型株+グロース型のセクターが最も良好だった。
【時価総額別パフォーマンス比較】
【グロース/バリュー別パフォーマンス比較】
③ 最近のSNS系新興企業を見るに、伸びる会社はIPO等であっという間に大型株になるので、小型株でいつまでもくすぶっているような会社はイマイチなのではないかという予想。
④ 今後も米国経済は伸び続けるという相場観から鑑みてもバリュー型よりグロース型のほうが伸びそう。
⑤バンガードの同タイプのETF(MGK)よりSCHGのほうが経費率が安く、過去のパフォーマンスも良かった。
To be continued…
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